スナック
もう店じまいしたんだな。それもだいぶ昔に。
そんなスナックが、急にやっていて
ビクッとすることがあります。
灯りがともった看板を通り過ぎながらチラリ横目で見ると、
血の気が通った表情で、夜の闇の中活き活きとしている。
夜の街にチラリ出現するそんなスナック。
はたしてどんな時間が流れているのでしょうか…
入る勇気はまだないけれど、
ほんのり気になる冬の家路です。
今宵は特に冷えるなあ。
お。見慣れぬ呑み屋だな。
ちょっと寄ってくか。
おおっと。
めざしですか!
バンダナを巻いたママが迎えてくれます。
お気に入りのバンダナを紹介してくれました。
テレビに集中するママ。
ママ、起きて!
追加やな。
ええ話やないの。
はい、明日からまた頑張ります。
また来るよ、ママ。